在庫が絡む人の会計ソフト選び|会計だけで抱えない方がいい理由

在庫が絡む人の会計ソフト選び|会計だけで抱えない方がいい理由

在庫がある事業向けに、会計ソフトだけで在庫を抱えると起きやすい混乱を整理。役割分担の考え方と、迷わない選び方をまとめます。

在庫が絡む人の会計ソフト選び|会計だけで抱えない方がいい理由

在庫があると、会計ソフト選びは急に“難しく見えます”。

でも困りごとの中心は、機能の不足というより役割が混ざることが多いです。

会計は会計、在庫は在庫で、分けて考えるとスッと整理できます。

このページで持ち帰れること

  • 会計ソフトだけで在庫を抱えると起きやすい困りごと
  • 会計ソフト選びの判断軸(在庫の“動き”で変わる)
  • 運用が散らばらないStep1-3

結論:在庫は“会計だけ”で抱えない方がラク

在庫が絡む人が会計ソフトを選ぶときは、まず「在庫をどこで管理するか」を決めた方が迷いません。

状況 在庫の扱い 会計ソフトに求める役割
在庫が少ない(種類も少ない) ざっくり把握でも回る 仕入・売上の入力が迷わずできること
種類が多い/回転が早い 会計だけでは追い切れない 会計は集計に集中。在庫は別で管理する前提にする
EC/店舗など複数チャネル 在庫が分散してズレる 売上データの取り込み・連携の柔軟さが重要

ポイント:在庫管理は「いま何個ある?」、会計は「いま何円?」。見るものが違うので、同じ表で完璧に揃えようとすると疲れやすいです。

よくある混乱:数字が合わない3パターン

ズレが出る場面 起きやすいこと 先に整えること
仕入と売上のタイミング 月をまたいで数字が合わない感覚になる 仕入計上のルール(いつの月に入れるか)を固定
返品・欠品・破損 在庫は減ってるのに会計に反映されてない 返品/破損が出たら“その週に1回だけ”処理する日を作る
棚卸し 実在庫と帳簿在庫がズレる 棚卸しは「いつ」「誰が」「どこまで」を決める

小さな失敗あるある:返品が出たのに、忙しくて処理を後回し。翌月に「売上は戻した?在庫は戻した?」で混乱します。返品は“同じ日にまとめて”が安心です。

会計ソフト側で見る3ポイント

見るポイント チェックのしかた 合わないと起きること
仕入・売上の入力導線 取引の形(仕入/売上/返品)を迷わず入力できるか 入力が遅れ、月次が遅れる
連携の幅 EC・決済・請求など、売上データが取り込みやすいか 手入力が増えてミスが出やすい
出力(集計)の見やすさ 月次で「売上・仕入・粗利」を追いやすいか 現状把握が遅れて、判断が鈍る

判断の軸:在庫の細かさは会計ソフトに背負わせず、会計は“集計が速い”ことに寄せると運用が軽くなります。

今日やるStep1-3(在庫が絡んでも迷わない)

  1. Step1:在庫の種類数と、月の入出庫の回数をざっくり書く
  2. Step2:在庫は「別管理にするか」を決める(会計に背負わせすぎない)
  3. Step3:会計ソフトは「売上・仕入の入力」と「月次集計」が気持ちよくできるかを見る

メモ:在庫が増えるほど“棚卸しの設計”が効きます。細かく正確に、より「続く形」を先に選ぶ方が安心です。

質問と回答:ここで迷いやすい

質問:在庫も会計ソフトで一元管理できる方が良くない?

回答:在庫が少ないうちは一元化でも回ります。種類や回転が増えるほど、会計に全部背負わせるより、在庫は在庫で管理して会計は集計に寄せた方が結果的にラクなことが多いです。

質問:棚卸しが面倒で続かなそう

回答:最初から完璧を目指すと続きにくいです。「月末に10分で確認」「四半期に一回だけ丁寧に」など、現実のペースに落とすのが安心です。

まとめ:在庫は“役割を分ける”と整理しやすい

  • ① 在庫は会計だけで抱えない(分担を考える)
  • ② 返品・破損・棚卸しの処理日を決める
  • ③ 会計ソフトは入力と月次集計の快適さで選ぶ

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