レシート読み取りがズレる原因|撮り方より先に直す所

レシート読み取りがズレる原因|撮り方より先に直す所

レシートOCRのズレは、カメラの問題より「アプリ設定」「通貨/地域」「店舗名辞書」「税区分推定」「画像の自動補正」で起きやすい。撮影前に整えるポイントと、ズレの直し方をまとめました。

レシート読み取りがズレる原因|撮り方より先に直す所

レシート読み取り、便利なんだけど……ズレると一気に面倒になります。

そして不思議と「撮り方を頑張る」ほど沼りがち。

先に直すべきは、だいたい設定側です。

先に結論:ズレやすい原因トップ4

  1. 通貨/地域/言語設定が合ってない
  2. 税区分や軽減税率の推定が暴れている
  3. 店舗名・品目の辞書が育っていない(初期状態)
  4. 画像の自動補正(トリミング/傾き補正)が失敗している

ズレ方で「原因の当たり」をつける

ズレの例 原因の当たり 最初の対処
合計金額だけ違う 税の読み取り/端数 税区分・税込税抜の設定確認
店名が毎回変になる 辞書未学習/文字化け 店名だけ手直しして保存
日付が取れない/別日になる 日付の位置/補正失敗 トリミングを手動に切替
品目が全部まとめられる 明細分解の設定 「明細を分ける」設定を確認

ポイント:「何がズレたか」が分かると、直す場所もほぼ決まります。合計ズレは税、店名ズレは辞書、日付ズレは画像補正が多いです。

確認1:通貨/地域/言語(ここがズレると全部おかしくなる)

海外設定の端末、複数言語を切り替えてる端末だと、読み取りが不安定になることがあります。

特に「¥」「¥」「,」あたりの扱いで誤認が起きやすいです。

最低限そろえる

  • アプリ側の地域/通貨設定(日本/円)
  • 端末の言語が混ざってないか
  • 日付形式(西暦/和暦)をアプリが読めているか

確認2:税区分の推定(合計ズレの主犯)

軽減税率、内税/外税、端数処理の違い。

ここが噛み合わないと、OCRは「数字は読めてるのに合計が合わない」になります。

起きやすいこと 見え方 対処
内税/外税の取り違え 税額が変/合計がズレる 税込入力/税抜入力の設定を揃える
軽減税率が混在 一部だけ税率が違う 対象品目だけ手直しして保存
端数処理の違い 1〜数円だけズレる 許容する/ルールを統一する

運用のコツ:「毎回ぴったり」を狙うより、税区分だけ合わせて、細かい端数はルールで揃える方が疲れません。

確認3:辞書(店名・よく買う品目)は“手直し1回”で改善しやすい

最初から賢く読めるわけじゃないので、最初の数回はズレます。

ここで大事なのは、読み取り結果を放置しないで、店名だけでも整えて保存すること。

目安:よく行く店が3〜5店舗くらい整うと、体感が一気に楽になります。

確認4:画像の自動補正(トリミング失敗)

レシートが長い、折れてる、背景が柄、影が強い。

こういう時、自動トリミングが外れて、日付や合計が欠けることがあります。

撮り方より先にやること

  • 自動トリミングを手動に切り替えられるなら切り替える
  • 「日付」「店名」「合計」が写っているかだけ確認して保存
  • 読み取り結果の修正ができる画面を使う(撮り直し連打しない)

今日やること(ズレを減らす順番)

  1. 通貨/地域/言語を「日本・円」に寄せる
  2. 税込/税抜の入力方式と税区分設定を確認
  3. 店名だけでも手直しして保存(辞書を育てる)

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