会計ソフトが「使えない」と感じる原因を整理し、対処法を解説。
不具合ではなく設定や使い方が原因のケースを中心に説明します。

消費税の設定を間違えたかも?|修正の考え方(慌てない順番)
消費税設定ミスは「課税/免税」「税込/税抜」「簡易課税」「税区分の自動判定」で起きやすい。焦って仕訳をいじる前に、影響範囲を確定して安全に修正する順番をまとめました。

「消費税の設定、これ合ってる…?」
気づいた瞬間、心臓がキュッとなりますよね。
でも大丈夫。まずは仕訳を触る前に、影響範囲を確定させるのが先です。
先に結論:慌てない順番はこれ
| よくある違和感 | 原因の当たり | 最初の確認 |
|---|---|---|
| 税額がやたら大きい/小さい | 税込/税抜の取り違え | 入力方式(内税/外税) |
| 売上の税区分が混ざる | 税区分の自動判定 | 税区分ルール/初期値 |
| 仕入税額控除の見え方が変 | 課税/免税の前提ズレ | 課税事業者の設定 |
| 特定の取引だけ税が変 | 個別仕訳の税区分ミス | その仕訳の税区分 |
ポイント:全体が変なら「設定」、一部だけ変なら「個別仕訳」が当たりになりやすいです。
一番大事なのはここです。
「去年からずっと」なのか、「今月から」なのかで、修正のやり方が変わります。
おすすめの見方
会計ソフトは、事業の前提が合ってないと、ずっとズレた計算になります。
ここは自分で断定しにくいなら、税理士さんや顧問に確認するのが早いです。
考え方:「前提が違う」のに細かい仕訳を直しても、またズレます。前提→設定→仕訳の順が安全です。
| 設定ポイント | ズレた時の見え方 | 修正の方向 |
|---|---|---|
| 税込/税抜(内税/外税) | 税額が大きく変わる | 入力方式を揃える |
| 税区分の初期値 | 自動で違う税区分になる | 初期値とルールを見直す |
| 取引先・科目ごとの税区分 | 特定の科目だけ変 | マスター側を直して再発防止 |
ポイント:「マスター(設定)を直す」→「必要な分だけ直す」の順にすると、後で同じミスが減ります。
修正には大きく2つの考え方があります。
| やり方 | 向いてる状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 全体を再計算 | 設定が根本から違ってた | 過去分まで動く可能性がある |
| 必要な取引だけ修正 | 一部の仕訳だけ税区分が違う | 原因(初期値/ルール)も直す |
迷ったら:「設定が違うっぽい」なら再計算寄り、「一部だけ」なら部分修正寄りです。