無料会計ソフトでデータは持ち出せる?|引っ越しで困らないために

無料会計ソフトでデータは持ち出せる?|引っ越しで困らないために

無料会計ソフトの「データ持ち出し」はCSVだけで安心とは限らない。仕訳・残高・請求書・領収書添付・設定のどこまで出せるか、乗り換えで困らない確認順をまとめました。

無料会計ソフトでデータは持ち出せる?|引っ越しで困らないために

無料プランで一番こわいのが、「後で乗り換えたくなった時に出せない」問題です。

CSVが出せても、実はそれだけだと足りないことがあります。

ここでは、引っ越しで困らないために何を・どこまで持ち出せるかを確認する順番を置きます。

先に結論:持ち出しは「5点セット」で見る

  1. 仕訳(CSVで出せるか、期間制限があるか)
  2. 残高(試算表/元帳をPDFで残せるか)
  3. 請求書・領収書(発行履歴が出るか)
  4. 添付(領収書画像/証憑が一括で出せるか)
  5. 設定(科目・税区分・取引先などが出せるか)

「CSV出せます」だけだと足りない理由

仕訳CSVは大事なんですが、現場で困るのはだいたい次の2つです。

よくある困りごと なぜ起きる?
仕訳はあるのに、証憑(領収書)が見当たらない 画像の一括ダウンロードが有料/不可で、画面から1枚ずつしか取れない
科目・税区分のルールが移せず、移行後に同じ迷いが再発 設定の出力がなく、再構築が必要になる

ポイント:「帳簿の数字」だけ移れても、「根拠(証憑)」と「運用ルール」が移れないと、あとで不安が増えます。

持ち出し確認:まず見るべき表(ここだけで判断しやすい)

項目 最低ライン できると安心
仕訳 全期間CSV 仕訳+補助科目+税区分まで出る
残高 試算表PDF 総勘定元帳PDF(期間指定)
請求書 発行履歴CSV/PDF テンプレ設定・入金状況まで出る
証憑 画面閲覧できる 一括ダウンロード(ZIP等)
設定 科目一覧を見られる 科目/税区分/取引先をCSVで出せる

目安:少なくとも「仕訳CSV+試算表PDF」は必須。できれば「証憑の一括」と「設定のCSV」まであると、引っ越しが一気に楽です。

引っ越しで揉めやすい落とし穴(先に避ける)

よくある落とし穴

  • 無料は「直近◯ヶ月だけ出力」など期間制限がある
  • 請求書は出せるが、入金ステータスや明細が出ない
  • 証憑は画面閲覧だけで、一括では持ち出せない
  • 退会するとデータにアクセスできなくなる(猶予がない)

私の小さい失敗なんですけど、退会前に「あとで取ればいいや」と思ってたPDFを、退会後に取れなくて青ざめたことがあります…。

なので、出力は退会より先が鉄則です。

今日やること(引っ越し前提の最低セット)

  1. 仕訳CSVを「全期間」で出せるか確認
  2. 試算表PDF(できれば元帳PDF)を出せるか確認
  3. 証憑(領収書画像)の一括出力の有無を確認

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