会計ソフトが「使えない」と感じる原因を整理し、対処法を解説。
不具合ではなく設定や使い方が原因のケースを中心に説明します。

決算期を変更したら何が変わる?|会計ソフト側で起きること
決算期変更は「年度/期の区切り」「消費税設定」「期首残高」「レポート期間」「固定資産の償却」に影響が出やすい。会計ソフトでどこが変わるか、確認順と手戻りを減らす考え方をまとめました。

決算期を変えると、帳簿の区切りが変わります。
会計ソフトは「区切り」を基準に動くので、何も知らずに変更するとレポートが急に変わってびっくりします。
ここでは、会計ソフト側で起きやすい変化を、確認順でまとめます。
先に全体像:影響が出やすいのはこの5つ
| 項目 | 変わり方 | 最初の確認 |
|---|---|---|
| レポート | 月次/年次の集計期間が変わる | 表示期間が新しい期に合っているか |
| 期首残高 | 新しい期の「スタート数字」が必要 | 期首残高がズレてないか |
| 消費税 | 課税期間や端数処理の影響 | 税区分/課税方式の確認 |
| 固定資産 | 償却の期間配分が変わる | 償却月数の計算が変わってないか |
イメージ:決算期変更は「カレンダーを切り替える」感じ。日付の見え方が変わるので、集計が変わるのは自然です。
まずは表示期間です。
決算期を変えた直後、「月次が抜けた」「年次が変」みたいに見えるのは、表示期間が古い設定のままなことがあります。
先にここだけ合わせる
決算期を変えると「新しい期首日」ができます。
ここに入る残高がズレると、損益は合ってるのに貸借が合わない…みたいな事が起きます。
| よくあるズレ | 起きること | 確認の方向 |
|---|---|---|
| 旧期の締めをしてない | 期首残高が空/ズレる | 旧期の締め・繰越処理の有無 |
| 開始日だけ変えて残高を触ってない | 数字が引き継がれない | 期首残高入力画面の確認 |
心の声:「どこを直せばいいの…」ってなったら、まず期首残高です。ここがスタート地点なので。
消費税は、課税期間・端数処理・税込/税抜の設定で見え方が変わります。
決算期変更のタイミングで、税設定も一緒に見直したい場面が出ます。
最低限の確認
固定資産は「いつから何ヶ月で償却するか」が肝です。
決算期変更で、償却の配分が変わったように見えることがあります。
| 状況 | 起きやすいこと | 確認の方向 |
|---|---|---|
| 期の長さが変わる(短い/長い) | 当期償却額が変わる | 償却月数の計算が合ってるか |
| 取得日が期首付近 | 月割りがズレる | 取得日・償却開始月の確認 |
考え方:償却は「年1回でピタッ」とは限らないです。期の変更で配分が動くのは珍しくありません。